フィリピンの国際会議でCO2冷凍機を発表
1月24日(火)にフィリピンのマニラで、CCI=Cold Chain Innovationという自然冷媒によるコールドチェーン展開を推進するための国際会議が開かれ、弊社代表取締役の原田克彦がCO2冷凍機について発表しました。
会議はTESDAというフィリピン政府の技術訓練センター内で行われ、冷凍冷蔵倉庫のエンドユーザーや冷凍の技術者、施工会社など150人が出席しました。発表の中では、CO2冷凍機が日本で高い省エネ性を発揮していて納入実績が広がりつつあることや、マレーシアの案件でも高い外気温度の中にもかかわらず省エネ性を発揮していることをスライドを交えて説明しました。出席者からは、アンモニア冷凍機との違いやメリットについての質問がありました。
また同施設内にはフィリピン政府と国連の共同事業としてCCI-HUBという自然冷媒の機器を紹介する技術訓練施設が設けられました。弊社もCO2冷凍機を寄贈し、今後CO2冷凍の技術の訓練や教育に使われることになりました。見学会では、参加者にはCO2冷凍機によってマイナス20℃に冷却された冷凍庫の中に入ってもらい、その寒さに歓声をあげたり驚いていました。技術者からは冷凍機の仕組みについて活発な質問がありました。